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当店について

当店「佐藤玉雲堂」は、旧山陽道の宿場町であった岡山県矢掛にございます。
天保元年の創業から8代目を数え、代々「柚べし」つくりに邁進し、これまでに数々の表彰を頂いてまいりました。
7代目 佐藤邦次郎までは柚べし一筋でございましたが、現在は「花せんべい 彩(いろどり)」を筆頭に、「花柚子」や「ようかん」といったバラエティ豊かな和菓子をつくっております。ひとつひとつ丁寧につくる手作り和菓子は、誰にでも作れるものではありません。歴史と伝統に培われた意志と技術が必要です。

意志と技術、そこにこだわると大量生産はできませんが、当店では今後も家族力を合わせて、ひとつひとつ心を込め、お客様を笑顔にする菓子作りを続けて参ります。

柚べしとは

柚べし(柚餅子)とは、柚子を使った料理あるいは、柚子を使った餅菓子のことを言います。
源平の時代につくられ出したともいわれ、保存食に近いものであったとのことです。
現在では、珍味と和菓子(蒸し菓子や餅菓子など)に分類され、日本各地で様々な味・形状の柚べしがあり、製造の方法も様々です。

矢掛の柚べし

岡山県(旧備中国)は柚子の産地であったため、高梁市と矢掛町では、江戸時代より地元産の柚子を使用した柚べしが製造されてきました。
岡山県の柚べしは他地域と比べ形状が特に様々です。矢掛の柚べしは、餅粉に細かく刻んだ柚子や味噌などを入れて蒸し、竹の皮に包んだ棒柚べしなどがあります。
江戸時代から名物として知られ、山陽道の中でも大きな宿場町であった矢掛の銘菓として、参勤交代の大名たちにも好まれ、矢掛本陣に宿泊された篤姫様も大いに気に入られ食されたということです。また、小説家の武者小路実篤氏もたいそうお気に入りだったといわれています。

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